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学長変更ごあいさつ
2023-11-07
ごあいさつ

令和5(2023)年10月吉日

学 長  坂 本 哲 朗

 

 秋麗の候とはいえ残暑に近い日々が続いていますが、皆様におかれましては、ますますご健勝にてお過ごしのこととお慶び申し上げます。
 このたび10月1日付けで、本学学長に就任致しましたので、皆様にご挨拶を申し上げます。微力ではありますが、本学の充実発展のために全力を尽くす所存です。

 本学は、昭和48(1974)年4月1日、県南唯一の大学としてここ八代市に誕生しました。「香り高き文教都市」としての使命を戴き、今年度50回目の入学生を迎え、
5月10日には、中九州短期大学50周年と、併設校である秀岳館高等学校100周年を祝し感謝の集いを挙行致しました。これまでご支援いただいた皆様に心から御礼と感謝を申し上げます。

 建学の精神である「師弟の和熟による人間形成は」この50年間脈々と継承され、卒業生は7000名近くにも及んでいます。この卒業生の一人一人が、この地域を、この社会を支え、有為の人材として活躍されていることを仰ぎ見て誇りに思います。

  今、私たちの社会は、自然災害、新型コロナウイルス感染症対応の経験を経て新しく、ともに生き残る、ともに生き延びる力を必要としています。確かに、子どもたちの未来、高齢者の未来、ビジネスの未来には厳しいものが予想されます。だからこそ、ともに生きる知恵と力を師弟の和熟、師弟の学び合いで力強く育んでいきたいと思います。

 短大開校の前年、わが子のことを「よかろがない」と語る短大近くの両親の言葉に出会いました。成長したその人は本当に立派な社会人として現在も活躍しています。

 「よかろがない」とは「いいでしょう」というほめ言葉です。
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